『フィリピンではなぜサンミゲルのビールが人気なのでしょうか?』
フィリピンは南国の気候ということもあり、ビールがいつも以上に美味しく感じることが出来ます。
今回の記事では、そんなフィリピンで人気のサンミゲルのビールに関してご紹介致します。
実は日本のキリンはサンミゲルに出資していたなど驚きの事実もご紹介致します!
- サンミゲルが好きな方
- フィリピンのビールを知りたい方
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サンミゲルは『フィリピンで一位のビール』

サンミゲル(San Miguel)はフィリピンの清涼飲料、洋酒、食料品を取り扱う商社であり、フィリピンのビール市場のシェア1位を長年取り続けています。
サンミゲルは、アジア太平洋地域の100を超える施設を所有し、2万4千人以上の従業員を持つフィリピンの大企業です。
サンミゲルの主力製品『ペールピルセン』は世界中で販売されているビールで、主にフィリピン、香港、中国、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシア、オーストラリアに需要があり、世界60カ国のビール市場に輸出されています。
サンミゲルがフィリピンで人気の理由

フィリピンでサンミゲルが人気の理由は、暑い気候に合う、さっぱりとしたキレのある喉越しで、しっかりと感じられるモルトのボディだと思います。
フィリピンで製造されるビールの9割以上はピルスナーですが、その中でも特にサンミゲルの『ペールピルセン、サンミゲルサイト、レッドホース』の3つの銘柄は絶大な人気を誇ります。
また日本と異なり、フィリピンのビールは若干アルコール度数が高めのものが人気を得ており、5〜7%のアルコール度数のビールが人気です。
サンミゲルは日本でも購入可能

フィリピンで人気のサンミゲルのビールは、日本のオンラインショップなどでも販売可能ですので、気になる方は注文して飲んでみてください。
値段は1本300円ちょっとで、現地の売値の3倍以上ですが、飲んで見る価値はあると思います!
サンミゲルの主力商品の『ペールピルセン』と『サンミゲルライト』の購入リンク先です。
サンミゲルの世界に出回る2種類のビール

サンミゲルが発売している商品は多くありますが、その中でも海外進出をしている主力商品である『ペールピルセン』と『サンミゲルライト』を以下でご紹介致します。
ちなみにサンミゲルではバラエティ豊富に以下のビールのバリュエーションも販売しています。
- サンミゲルペールピルセン/5%ABV
- サンミゲルプレミアムオールモルト/5%ABV
- サンミゲルスーパードライ/5%ABV
- サンミゲルフレーバービール/3%ABV
- セルベザネグラ(ダークビール)/5%ABV
- レッドホース(ストロングビール)(7%ABV)
サンミゲル ペールピルセン

サンミゲルの主力商品である『ペールピルセン』はピルスナータイプのビールで、モルトを感じるしっかりとしたボディで、スッキリとしたキレのあるビールです。
世界中に輸出され、フィリピンではロングセラーのビールであり、現在でも人気がります。
アルコール度数は5%です。
サンミゲル ライト

サンミゲルのもう1つの主力商品である『サンミゲルサイトは』はピルスナータイプのビールで、ペールピルセンより軽い口当たりで、グビグビ飲めてしまうビールです。
ボディは軽めですが、飲んでみるとしっかりとした味を感じることが出来るビールで、カロリーも若干控えめの1本当り107カロリーなのは嬉しいポイントです。
個人的に、ゆっくりお酒を楽しみたい方はペールピルセン、沢山飲みたい方はサンミゲルライトをおすすめします。
サンミゲルの歴史

サンミゲルは、1890年にフィリピンの首都・マニラのサンミゲル地区に設立され、東南アジア初の瓶詰めビール生産のベストセラー醸造所になりました。
最初のサンミゲル醸造責任者は、ドイツ人の『ルードヴィグ・キイネ氏』で、最初に醸造されたビールは『ペールピルセンとダーク』の2種類でした。
1914年から、サンミゲルは『上海、香港、グアム』にビールの輸出を初め、1948年に香港に醸造所を設立し、現地での最初のローカルビールとなりました。
その後、アジア製造拠点として『中国、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシア』に規模拡張し、サンミゲルはフィリピンのみでなく、世界中に輸出をしました。
サンミゲルは、フィリピンのビール市場の約90%のシェアを占めており、清涼飲料の分野でも約85%のシェアを占めています。
現在では、サンミゲル社は関連会社を含め従業員数約25,000人おり、これはアジア全体でもトップクラスの企業として成長しています。
サンミゲールのロゴは、スペイン統治時代にマニラを表した紋章と同じもの

サンミゲルはフィリピンの大富豪

2018年のフィリピン企業の総収入のランキングでは『サンミゲル・コーポレーションが1兆603億ペソ(約2兆2,266万円)で1位』でした。
この年は、サンミゲルが新マニラ国際空港の建設などを手掛けるなども行っていました。
フィリピンでは誰もが知るサンミゲルはまさに大富豪です!
サンミゲルに日本のキリンが出資をしている

サンミゲルは2008年5月12日にフィリピン証券取引所(PSE)に上場され、2009年前半に保有していたサンミゲルの6億2,867万6,675株(発行済株式総数の19.91%)を売却し、その後、日本のキリンホールディングスがサンミゲルの株式48.39%を取得しました。
キリンは、サンミゲルへの出資というかたちでフィリピンに進出し、噂によればキリンがサンミゲルのビール醸造所に訪れた際に、ビール製造のプロセスがとても良く、口出しする場面が無く、逆にサンミゲルから学んで日本に戻ったと言う事を聞いたことがあります。
サンミゲルはフィリピンのビールまとめ

上記の記事で、なぜサンミゲルがフィリピンで人気なのか分かりましたか?
実はキリンがサンミゲルに出資していたなんて意外な事実も知れて驚きました!
フィリピンに訪れた際は、サンミゲルの主力商品を是非、飲んでみてください。
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