フィリピンのローカルデザート・タホはご存知ですか?
フィリピンは数多くのストリートフードがありますが、その中でも日本人に人気のタホは豆腐から出来た甘いスイーツです。
豆腐、あんみつ、タピオカの主に3つの食材を利用したシンプルなタホは非常に美味しいです。
今回の記事では、そんなフィリピンのローカルスイーツ・タホをご紹介します!
- タホが好きな方
- タホのレシピを知りたい方
- フィリピンのデザートが気になる方
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フィリピンのタホってなに?

タホ(Taho)はフィリピン全土でローカルに愛されている豆腐を使用した甘いデザートです。
主に、ストリートフードとして路上で販売されているタホは、朝の時間帯に販売されていることが多い傾向にあります。
タホは豆腐以外に、タピオカのようなプツプツとした「サゴ」と、日本のあんみつのような「アーニバル」の3つを混ぜて食べます。
タホは5〜8オンスの小さなカップで提供され、通常は、ストローもしくは、カップに口をつけてそのまま食べます。
タホという言葉は、マレー語の豆腐プリンを意味する「タフエ」が由来とされています。
タホは、フィリピン以外のアジア圏内で見ることがあり、インドネシアは、「Kembang Taho」、マレーシアは「Tauhue」、タイは「Taohuai」、ベトナムは「tàuhủnướcđường」などがあります。

近年にみるフィリピンのタホの変化

タホはフィリピンのストリートフードが発祥ですが、現在ではブランド化され、大型ショッピングモールのテナントにタホを販売する専門店なども出来ています。
通常のタホは10〜20ペソ(約20〜40円)程ですが、値段もショッピングモール価格になっています。
ちなみにフィリピンの北部・バギオはいちごの生産地でもあり、タホで使用されるあんみつがいちご風味になっているバージョンを見かけることがあります。

フィリピン・タホの歴史

タホは、中国のスイーツが由来とされている一節があります。
昔、中国人シェフが豆乳スープを準備している際に、誤って少量の海塩で大豆を茹でたことによりジェル状の豆腐が出来上がり、アーモンドシロップ、豆、ナッツなどのトッピングを加えて食べたことが発端となりました。
現在ではフィリピンの全土で気軽に食べれる朝食スイーツとして人気を高め、2020年には日本のコンビニでもタホを購入できるようになりました。
タホはフィリピンのどこで買えるの?

タホは主に朝、もしくは夕方の時間帯にフィリピンの路上で購入することが出来ます。
タホを売っている方は、大きなアルミニウムの搬送用バケツを運んでいます。
大きなバケツの中には、豆腐が入っており、小さいバケツにはサゴというタピオカと、あんみつのアーニバルが入っています。
タホは小さなプラスチックのコップに注がれ、値段は10〜20ペソです。
まずは、余分な水分を捨ててから豆腐をカップに注ぎ、その後、サゴとアーニバルを加えて混ぜます。最後は表面に豆乳を掛けてくれる場合もあります。
タホを食べる際は、提供されるスプーンもしくはストローを使用します。
直接、カップに口をつけて食べるのもOKです!

フィリピン・タホのレシピ(作り方)

- 絹ごし豆腐(14 オンス)
- 乾燥タピオカパール(1 カップ)
- ブラウンシュガー(1/2 カップ)
アルニバル
- 水1/2 カップ
- ブラウンシュガー(1 カップ)
タピオカの調理
- 大きな鍋の水を沸騰させ、 乾燥タピオカパールを入れます。約40分間、弱火で混ぜてタピオカ同士がくっつかないかないようにします。
- その後、火を弱めて15分間、タピオカが柔らかく歯ごたえがあるまで煮込みます。
- ブラウンシュガーを投入し、約15〜20分間、弱火で砂糖が溶けるまで煮ます。
豆腐の下準備
- 10〜15分間、蒸し器に絹ごし豆腐を入れ加熱されるまで蒸します。
- その後、蒸し器から豆腐を取り出し、冷まします。
あんみつの調理
- 小さなソースポットで、水とブラウンシュガーを沸騰させ、砂糖が溶けるまで弱火で煮ます。
- その後、火から下ろし冷まします。
- 必要に応じて、バニラビーンズを入れると風味が出ます。
タホの盛り付け
- 豆腐にタピオカとあんみつをかけて混ぜれば完成です!
アーニバル

タホで重要となる要素の1つが「アーニバル」です。
アーニバルは、豆腐に絡めるあんみつで砂糖と水を煮立てたものです。
アルニバルは通常、ブラウンシュガー、サトウキビ、未精製の砂糖で作られています。
そのため、アルニバルの色はかなり濃いです。
サゴ

タホが提供される際に上にトッピングされているものは「サゴ」と呼ばれます。
サゴは、ヤシの木のでんぷんから出来ています。
フィリピンのスーパーマーケットなどで販売されており、簡単に入手することが可能で、様々なサイズや色があります。
フィリピンのタホまとめ

フィリピンに長期で滞在すると必ずと言って良いほどタホを見かけます。
しかしいつでも買えるわけではないので、見かけた際はタホを食べてみて下さい。
タホの値段は10〜20ペソですが、20ペソのタホを食べると少食の女性ならお腹いっぱいになる量が入っています。
是非、日本人に人気のフィリピンのストリートフードを楽しんでみて下さい♪
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