「フィリピンの街角でよく見かけるサリサリストアは儲かるのか気になりませんか?」
サリサリストアは家族経営のフィリピンにある小型の売店で、フィリピンでは庶民のコンビニのような存在で、生活に欠かせない商品を販売しています。
今回の記事では、そんなフィリピンのサリサリストアについて詳しくお伝えいたします!
- フィリピンのスモールビジネスを知りたい方
- フィリピンのサリサリストアを詳しく知りたい方
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フィリピンにあるサリサリストアってなに?

フィリピンの街角でよく見かける「サリサリストア」と呼ばれる売店は、フィリピンで小型のコンビニ的な存在で、24時間年中無休で営業し、庶民の生活に欠かせない場所となっています。
元はタガログ語の「サリー・サリー」と言う「多様・雑貨」という意味合いからついた名前です。
サリサリストアの店舗は、小型のものが一般的で、お客さんは基本的に店内に入ることはなく、受け渡し口から、店内にいる従業員に注文して商品を取ってもらうシステムです。
基本的にサリサリストアは、個人や家族経営で行われているケースが大半で、住居スペースの1階を利用して営業していることの多いスモールビジネスです。
フィリピンには推定で80万店舗のサリサリストアがあり、フィリピンのGDP約13%(約1.3兆ペソ)は、サリサリストアなどのスモールビジネスとされています。
またサリサリストアの店先にはベンチが設置されていることもあり、ご近所同士の憩いのスペースとなり世間話をしたり、子供が集まっているケースもあります。
サリサリストアで購入できるもの

フィリピンのサリサリストアで取り扱いのある商品は、主に日常で使われる生活必需品ばかりです。
サリサリストアのトップセラーは『米、缶詰、麺類、調味料(塩、砂糖、醤油)』などの食品と、『シャンプー、歯磨き粉、石鹸、洗剤』などのバスアメニティです。
それ以外にフィリピン人の大好物のスナック菓子や、コーヒー、ソーダ、ビールなどの飲料品も購入することが出来ます。
近年はスマートフォンの普及により、サリサリストアは、プリペイド式のモバイルローディングステーションにもなっており、気軽に携帯をロードすることが出来るようになりました。

サリサリストアを利用するメリット

フィリピンのサリサリストアは、コンビニエンスストアよりも手頃な価格設定で商品を購入することが出来ます。
サリサリストアの商品の特徴として、パッケージでの購入でなく、単品で購入することが可能で、例えばタバコは1箱でなく、1本のタバコを5 ペソで購入することが出来ます。
これはフィリピンの特徴で、予算がなくパッケージ全体で購入できなくとも、単品で購入することが出来るので、庶民から人気を得ている主な理由です。
他にサリサリストアをよく利用して店主の知るリピーターの客のみは、ツケ払いも可能で、ノートに顧客の未払い残高の記録し、給料日にまとめて支払いを行います。
またフィリピンの一部の町は、最寄りの市場やスーパーから離れているため、サリサリストアで日常品を購入する方も多いようです。
農家や漁師の方は、供給品と引き換えにサリサリストアの商品を取引することができます。
サリサリストアは儲かるの?

フィリピンのサリサリストアは結論から言うと、儲かります。
フィリピンのスモールビジネスなので、資本金は小額から始められ、5,000〜10,000ペソあれば初期在庫の購入が可能で、敷地も5〜10平方メートルあれば十分です。
セブ島にあるサリサリストアの一例では、初期費用は14,000ペソの運営で、現在では1日2,000ペソを平均で利益を上げています。
ちなみにセブ島の最低日給は404ペソと考えると大きな収入です。
サリサリストアの特徴として、初期は利益が少ないかも知れませんが、営業する度にどの商品が売れて収益性が高いのかが分かり無駄に在庫を保持せずに、より利益を上げることが出来ます。
サリサリストアの卸売業者

フィリピンのサリサリストアは、主にスーパーマーケットで商品の仕入れを行います。
一括で大量に仕入れると、一定の上限を超える支払いで割引対象になるスーパーマーケットもあるので、サリサリストアはそのような場所で商品を仕入れます。
サリサリストアは、仕入れた商品に対し、最安値で1〜2ペソを上回しして販売します。
季節により入れ替わるサリサリストアの商品

フィリピンのサリサリストアの一部の商品は季節に合わせて商品の入れ替えも行っています。
梅雨の時期には、インスタントヌードル、チョコレート製品、コーヒーの売れ行きが上がり、フィエスタ期間、ビール、ソフトドリンク、スパゲッティソースなどが売れます。
暑い夏には、冷たい飲み物が売れ、ソフトドリンク、エネルギードリンク、アイスキャンディーなどを多めに仕入れます。
サリサリストア開業の事業登録

フィリピンでサリサリストアを始めるには、以下の営業許可を取るプロセスを行わなければなりません。
- Cedula
- Barangay Clearance
- Food Handler’s Seminar Certificate(調理済み食品を販売する場合)
- Police Clearance
- Tax Identification Number
- SSS Number
- Philhealth
- Pag-IBIG Fund
- Business Name Registration
- Business Permit from the Mayor or City Office
フィリピン・サリサリストアまとめ

フィリピンの庶民の生活に欠かせないサリサリストアは現在でも数多くあり、今後もフィリピン人の生活を支える場所となりそうです。
小額で安定した収益が欲しい場合は、家族経営でサリサリストアの経営をするのも良いのかも知れません。
上記の記事を参考によりサリサリストアの魅力が伝われば幸いです!
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