『フィリピンの珍味の孵化するアヒルの卵・バロットを食べたことはありますか?』
バロットは、フィリピンで人気のストリートフードであり、二日酔いや媚薬としての効果も得ることが出来ます。
今回の記事では、そんなフィリピンの珍味・バロットの作り方・レシピを中心に歴史や食べ方など細かくご紹介致します!
- バロットの作り方を知りたい方
- バロットの食べ方や歴史を学びたい方
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フィリピンの珍味・孵化寸前の卵「バロット」

バロットを初めて知る方にも、理解して頂けるように以下では、詳しくバロットについてご紹介していきます!
フィリピンの珍味・孵化寸前の卵「バロット」とは

中国由来の珍味であるバロットは、受精したアヒルの卵を茹でたもので、卵の殻を割ると、孵化する前のアヒルが入っています。
バロットを分解してみると、羽毛のある羽、脚、目、くちばしなどのパーツがしっかりと分かります。
見た目はグロいですが、フィリピンの国民食として多くのフィリピン人がバロットを日常的に食べます。
またフィリピンでは、バロットが媚薬として信じられており、通常は夜間の露天商にて販売されています。
孵化寸前の卵「バロット」はどこで買えるの?

フィリピンではバロットは基本的に夜間に販売されており、店舗を持たない露天商にて販売されています。
特に、夜の繁華街、市場、人が溜まりやすいバランガイの歩道などでバロットは販売されています。
バロットは温めて販売している為、一般的には自転車を改造した移動式の屋台、もしくは発泡スチロールのボックスに入れて販売しています。
街中で販売している売り手は「バロット!」と大きな声でお客を引き寄せているため、簡単に見つけることが出来ます。
ちなみにバロットの価格は場所により異なりますが20〜30ペソ(約40〜60円程)です。
孵化寸前の卵「バロット」の味は?

肝心なバロットの味ですが、一言で表現するならまるで『チキンスープ』のようです。
バロットのスープは濃厚なチキンスープで、中の孵化寸前の卵は、濃厚な味の鶏肉のようです。
見た目はグロいですが、味だけで言えば悪くなく、普通に美味しいです。
孵化寸前の卵「バロット」の食べ方

バロットは販売時に温められているため、可能な限り熱々のバロットを食べるのがベストです。
まずは、バロットの殻の先端を叩き割りましょう。この際に先端のみを割らないと、中にはいっている熱いスープが手に掛かるの注意が必要です。
先端を割ったバロットを口元に運び、まずは中に入っているバロットのスープを飲み干しましょう!
中のスープを飲み終わったら、今度は殻を削ぎ落とし、屋台に設置されているビネガーと塩を適量掛けてバロットに食いつきましょう。
バロットの中には、消しゴムのような噛み切れない食感のパーツがあり、一部の方はこの部分は食べずに捨てるようです。
食べ終わったら屋台に設置されている、手を洗う水が準備されているので利用してみましょう!
フィリピン以外でも食べられる孵化寸前の卵「バロット」

バロットはフィリピン以外の国でも人気があり、ラオス、カンボジア、ベトナム、タイなどの東南アジアで消費されています。
ベトナムではバロットを『チュヴィロン』と呼び、カンボジアでは『ポンティアコーン』、中国では『毛蛋』などと呼ばれています。
ちなみに中国では、孵化する前のニワトリの卵を使用した『雞仔蛋』や、ベトナムでは、ウズラの卵を使用した『ホックッロン』も存在します。
またバロットは、北米の一部でも見かけることがあります。
孵化寸前の卵・バロットの歴史

フィリピンのバロットの歴史は、17世紀にフィリピンに移り住んだ中国人移民によって広まった食文化です。
その当時のバロットの製造方法はいまでも受け継がれており、フィリピンのストリートフードとして人気があります。
孵化寸前の卵・バロットで得られる効果2選

- 二日酔い改善
- 媚薬効果
バロットは、たんぱく質とカルシウムが豊富であり、栄養価の高い珍味です。
バロットで得られる効果の1つが『二日酔い改善』で、フィリピン人はお酒を飲んだ後にバロットを食べる習慣があります。
バロットの卵黄がアミノ酸を含み、肝臓の毒素を分解し、二日酔いを防ぎます。
またバロットは高タンパクであることから『媚薬』としての効果もあり、体全体の血流促進を助けます。
孵化寸前の卵・バロットのレシピ(作り方)

お待ちかねのフィリピンで大人気のバロットのレシピ(作り方)を以下でご紹介致します!
- バロットに適した、亀裂のない厚い殻を持っている生後5日以内の卵を選択します。
- 卵を太陽の下で3〜5時間予熱します。
- 米を大釜で約42〜42.5度に達するまで加熱する。
- ナイロン製の大き目な布にバロットを入れます。
- 竹で出来た円筒形のバスケットの底に加熱した米を置き、米の上にバロットの入った袋を置きます。
- 熱が失われないように、バスケットの蓋をしっかりと覆い、熱が全体に伝わうように1日に2、3回はバロットの袋と米を交互に入れ変えます。この際の適温は約38度前後です。
- バロットに十分に熱が通れば、完成です!
フィリピンの珍味・孵化寸前の卵「バロット」まとめ

フィリピンで人気の珍味・バロットのことをより知れましたか?
これからフィリピンに渡航予定の方は、是非、現地にてバロットを食べてみて下さい。
バロットを作ってみたい方は、上記のレシピを参考にオリジナルのバロットを作ってみるのも良いかも知れません!
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