フィリピンではマイナーですが、一部の方にはマニア的に4つ打ちの音楽を好んで聴いており、首都のマニラにはテクノ箱が存在します。
また日本を始め海外のクラブでプレイするフィリピン人のハウスミュージック・テクノDJも存在します。
今回の記事では、「フィリピンの人気ハウスミュージック・テクノDJ10選」でご紹介致します。
- テクノ・ハウスが好きな方
- フィリピンで活躍するDJを知りたい方
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フィリピンのハウスミュージック・テクノDJ

フィリピンのハウスミュージック・テクノDJはフィリピンの音楽市場全体からすると、ごく一部に非常に人気のあるダンスミュージックで、特に首都のマニラを中心に盛り上がりをみせています。
フィリピンのナイトクラブで最も掛かる音楽といえばトレンドの「EDM」ですが、流行に負けず4つ打ち好きのパーティーキッズの為に、今でもフィリピンのアンダーグラウンドではテクノ・ハウスを掛けるフィリピンDJがいます。
フィリピン唯一のテクノ箱

私が知る限り、フィリピンで唯一のテクノ・ハウスミュージックに特化した4つ打ちだけを掛けるクラブは首都のマニラにある「The Void」です。
バーやお洒落なレストランが立ち並ぶ、マカティにデカデカと掲げたネオンが見えたら、それは「The Void」です。
オーナーのGabby Z曰く、マニラにはテクノ・ハウス箱がなく、「自分たちの居場所がなくなったみたい」と述べており、自分の住処を作るためにテクノ・ハウス箱の「The Void」が立ち上がりました。
お客さんは完全に踊りに来ているガチのテクノ・ハウスミュージック好きでナンパには向いてない、四つ打ちで踊る人向けのクラブです。
ちなみに、今までThe Voidでプレイした外国人DJは、Ken Ishii、Re:You、Kenny Glasgow、Clive Henry、Cevin Fisherなど名だたるDJばかりです。
営業時間は水〜土曜の午後10時から午前6時迄で、ドリンクは200ペソ(約400円)からです。
フィリピンのハウスミュージック・テクノDJ10選

以下では、フィリピンのハウスミュージック・テクノDJ10選をご紹介します。
アーティスト紹介と共に、楽曲やDJミックスも紹介するので、気になった方は聴いてみて下さい。
- Samantha Nicole
- Katsu
- Ingo Vogelmann
- Mica
- Alinep
- Silverfilter
- Kristian Hernandez
- Ryan Pamatmat
- Pav Parrotte
- HERB CABRAL
Samantha Nicole

Samantha Nicole(サマンサ ニコール)はフィリピン人で最も知名度があるテクノDJです。
主にマニラのナイトクラブ、XX XX、Black Market、マニラのテクノパーティのUNKNWNやsubMNLに出演しています。
過去10年間にマニラを拠点にフィリピン、日本、タイ、ベトナムなど数多くの海外フェスティバルやパーティーに出演しました。
マニラのクラブ・XX XXではレジデントDJを務めています。彼女のサウンドはハウス、ファンク、ベース、テクノなどをプレイします。
Katsu

Katsu(カツ)は表の顔は投資家で、国内外の7つの企業の初期投資を行いながら、夜になるとDJとしてマニラを拠点に活動しています。本名はカトリーナです。
彼女のルーツはクラシックハウスでプレイではディスコからディープテクノまで幅広く、その場に合わせて選曲します。
Ingo Vogelmann

Ingo Vogelmann(インゴ ヴォーゲルマン)はドイツ出身で現在はフィリピンに在住のDJおよびプロデューサーとして20年以上渡り活動しています。
2005年からラジオ局にて3つ番組を持っています。
その中でも「Release Promo Hype Chart Essentials」の番組では、ダンスミュージックの最前線を特集し常に新しい楽曲を紹介しています。
彼はフィリピンのテクノ・エレクトロニックの分野で最も影響力のある人物で、カリスマ的なDJをプレイするだけでなく、プロデューサーとして7つのアルバム、150を超えるシングルとリミックスを手掛けました。
デンマークの歌手・HeleneHørlyckとニューヨークの歌手・Jane Silenceと組んで、エレトロニックの先駆的な作品を生み出しました。
2013年には、受賞歴のあるプロデューサー・Lee Fletcherとドイツのレーベル・Cirque Du Sonでリミックス作品もリリースしました。
Mica

Mica(マイカ)はフィリピンの首都マニラを拠点としたハウスミュージックDJです。
ミニマルなハウス中心にもディスコやテクノにも展開しながらプレイをします。
彼女の活躍はマニラの「Footprint」や「Lotus」などのイベントで見かけることが出来ます。
2016年ににアジアミュージックレコードレーベル(マニラ)での最初の楽曲リリースを行い、それをキッカケにダブテンプルレコード(オーストラリア)でリミックスされた2曲がリリースされました。
2017年にはルゼンチンのレコードレーベル・Elephant Chordsより彼女のアルバム「The Funky Way」がリリースされました。
ファンキーなハウスサウンドが楽しめます。
Alinep

Alinep(エリネプ)はフィリピンのDJ、プロデューサー、レーベルマネージャー、ラジオホスト、プロモーターなど多種に渡る仕事をこなしています。
彼のDJセットはディープハウスからテクノ、ミニマルからテクノハウス、デトロイトからシカゴハウスなど独自のビートでオーディエンスを魅了し続けています。
わずか10年間で、数多くのレコードレーベルで楽曲をリリースし、アジアミュージックシーンを率いてきました。
基本はフィリピンの首都マニラを拠点に国内外で活躍しています。
幼少期から、ジャズバンドのテープ収集、レコードを集めなど行い、その後DJデビューを果たし、小さなバーやラウンジから始まり、「Time in Manila(現在、閉業中)」というナイトクラブを経営するに至りました。
またクアラルンプールとマニラに拠点を置く独立したレコードレーベル・Asia Musicをマネージメントしています。
Darren Emerson、Nick Warren、Yousef、Slam、Dave Seaman、Anil Chawla、Luke Fair、Jimmy Van M、Josh Wink、Umek、Joy Kitikonti、Timo Garcia、Nelski、Frank Mueller、Quivver、Xhin、Secretなどのアーティストと共演しました。
Silverfilter

Silverfilter(シルバーフィルター)はフィリピンの首都マニラを拠点とするテクノDJです。
テクノを中心にハウス、ドラム&ベース、ラウンジやチルなど多様な楽曲をプレイします。
自身のレーベル「Trike Records」から数多くのアルバムをプロデュースしてきました。
他のアーティストのリミックスではロック、ポップ、エレクトロニックなども手掛けています。
彼の発表した楽曲は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど世界中の様々なレコードレーベルからリリースされてきました。
有名企業のシボレー、ホンダ、マクドナルド、ウェンディーズ、キャノン、ヘネシー、モトローラなどのブランドのプロジェクトに携わった経歴もあります。
その他にもゲームの音楽、サウンドトラック、映画音楽、テレビ・ラジオの広告なども手掛けています。
Kristian Hernandez

Kristian Hernandez(クリスティアン ヘルナンデス)はオーストラリアで育ち、現在はフィリピンに移住をしてDJ、ターンタブリスト、プロデューサー、ミュージシャンとして活動しています。
オーストラリア時代はターンテーブルリストとし注目を集めDMC選手権にも出場し、QLD大会で優勝ました。
ラジオ局・4ZZZ fmのホストも務めていました。
現在は国内外で活躍し、シドニー、パリ、ロンドン、ニューヨーク、バルセロナ、東京など、世界中のクラブでプレイをしています。
DJセットはラテン、ブレイクジャズ、ファンク、ダブ、レゲエ、ヒップホップ、ハウス、ドラム&ベース、ガレージなど多様に渡ります。
Carl Cox、DJ Craze、De La Soul、Jazzanova、Felix Da House Cat、Gang Starr、DJ Jazzy Jeff、Mark Rae、Omar、Miguel Migs、Mix Master Mike、DJ Spinna、Moby、Tony Touch、Norman Jay、Public Enemy などのアーティストと共演してきました。
Ryan Pamatmat

Ryan Pamatmat(ライアン パマトマット)はロンドンを拠点とするマニラ生まれのDJ、プロデューサー、ライブアーティストであり、Frequency Manilaの共同創設者です。
彼は若い頃にアンダーグラウンドダンスシーンに夢中になりミュージシャンとしてスタートし、その後、熟練したDJ、プロデューサーとして現在も現役で活動しています。
メインのDJセットはディープハウスとテクノで、フィリピンで最も尊敬されるテクノDJの1人です。
2009年以降は、フィリピンからイギリス・ロンドンへ移住し、悪名高いイーストロンドンアフターパーティーを始め、定期的にDJ活動を行いました。
10年以上のDJを経験してたライアンは、Bass Works Recrodings Japan、System Recordings、Asia Music、Motek Music、Celestial Recordingsなどのレーベルと契約を結んでいます。
Pav Parrotte

Pav Parrotte(パヴ パロット)はイギリス出身で2006年以来、フィリピンの首都マニラに拠点を置いているDJ、およびプロデューサーです。
DJセットは主にハウスやテクノ、またテックハウスをプレイします。
DJやプロデューサー以外の活躍では、レコードレーベル・Asia Musicの重要な人物の1人でもあります。
ミュージックディレクターしてアジアのアンダーグラウンドダンスミュージックを世界に提供しています。
ここ数年、レーベルは世界をリードするDJの多くから支持を得ており、世界中で数多くのリリースされた楽曲が現場でプレイされるようになりました。
パヴは、マニラのナイトクラブ・Time in Manilaのマネージャー兼、ディレクターでもありましたが、現在は閉鎖中です。
SLAM、Secret Cinema、Jazzanova、Dirt Crew、Guti、Darren Emerson、Xhin、DJ Bone、Frank Mueller、Ramon Tapia、KiNKなどと一緒にプレイした経歴があります。
Herb Cabral

Herb Cabral(ハーブ カブラル)はマニラを拠点とするDJであり、ハウスミュージック・テクノのプロデューサーでもあります。
彼がDJを始めた80年代後半は、ディスコ、ポストパンク、シンセポップがメジャーで、エッジの効いたハウスやテクノをフィリピンで開拓した第一人者であります。
Asia Music(東南アジア)、Funktrap Records(米国)、Frameworkxx Records(オランダ)、Berlin After Dark(米国)、Celestial Records(英国)などの世界中のハウス・テクノレーベルから楽曲を配信しています。
フィリピンのハウスミュージック・テクノDJまとめ

フィリピンのテクノ・ハウスミュージックは意外と知られていないだけで世界的に活躍するDJやプロデューサーがいることが分かりました。
現在はマニラに「The Void」というテクノ・ハウス箱や「UNKNWN」や「subMNL」というテクノ・ハウスが開催されているので、マニラに行く際はチェックしてみましょう!
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