『メリエンダって知っていますか?』
フィリピンではスペインの文化であるメリエンダが文化として存在し、午前10時頃と午後3時頃にスナック菓子や軽食を食べます。つまりフィリピン人はメリエンダを含め1日5食を食べる計算になります。
今回は、そんなフィリピンの『メリエンダ』についてご紹介致します。
- ミリエンダを知りたい方
- フィリピン人の食生活を知りたい方
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ミリエンダとは

ミリエンダは、軽食やスナックを食べる『おやつの時間』です。
日本には午後3時におやつを食べる時間があるように、フィリピンでは午前10時頃と午後3時頃の1日2回のおやつタイム『ミリエンダ』が存在します。
ミリエンダを含めると、フィリピン人は1日5食を食べる計算となり、常にお腹が空腹にならないようなライフスタイルを過ごしています。
ミリエンダは食事とは異なり、基本的にはスナック菓子などの軽いお菓子を食べますが、人によれば、ご飯とおかずを食べる習慣の方もいるようです。

ミリエンダで主に食べられる食べ物

フィリピンのメリエンダで最も食べられる物の代表としては、小袋にパッケージされたスナック菓子です。
気軽にいつでも食べられるスナック菓子は、フィリピンのメリエンダで人気を高めていますが、他にも、パンシットカントンやバナナキュー、タホなど昔ながらのストリートフードも現在でも人気があります。
コンビニの普及により、メリエンダはサンドウィッチやパン、肉まんや、ゆで卵などもフィリピン人はよく食べるようになりました。
フィリピンの会社にはミリエンダの時間が設けられている

フィリピンでは驚くことに、メリエンダの時間は家庭内だけでなく、一部の会社はエミリンダの時間を設けて、軽食を食べる時間があります。
持ち込んだスナック菓子や、会社周りにあるキャンテーンなどで軽くご飯を食べて、また居ごとに戻るのがフィリピン人の日常だったりします。
ミリエンダの影響で肥満気味のフィリピン人

ミリエンダが全ての問題ではありませんが、食べる回数の多いフィリピン人は肥満傾向の方が多いのが現実です。
特に空腹で機嫌が悪くなったり、仕事が遅くなったりと、ミリエンダを取らないと、調子が良くないフィリピン人は、胃が休まらないために肥満になることもあるようです。
特にメリエンダは気軽に食べられるスナック菓子がメインとなり、どうしてもカロリーが高めになってしまうのも問題の1つです。
またフィリピンの飲料水は糖分が高く、ブラックコーヒーでさえ大量の砂糖が使用されており、肥満になりがちです。
フィリピンのミリエンダはスペインの影響

実はメリエンダンの文化はスペインからフィリピンに植民地時代に持ち込まれた文化です。
スペインのメリエンダは1日に1回の午後3時に食べるのが基本です。
フィリピンに持ち込まれたメリエンダの文化は、植民地時代に厳しい肉体労働を行っていた為、少しでもエネルギーに変えられるように、1日2回のメリエンダで軽食を食べて仕事を行っていた過去があります。
スペインの植民地時代が終わったフィリピンは、文化としてメリエンダが残り、現在でも軽食が食べられています。
ミリエンダはビジネスチャンス

単純に日本は1日3食に比べて、フィリピンはメリエンダを含めて1日5食の食生活で、食べることが多いということは飲食店が儲かるビジネスチャンスです。
2012年のデータでは、アジア主要国の中でも、フィリピンに進出する日系企業の内の3割は飲食店であり、日系企業の飲食店もフィリピンでビジネスチャンスを掴んでいるようです。
フィリピンの人口も2080年まで人口ボーナスで増え続けるとされているので、フィリピンでの飲食ビジネスはこれからより面白くなるのかもしれません。
ミリエンダまとめ

フィリピンのメリエンダの文化を少しでも理解できましたか?
フィリピンのコンビニやスーパーに大量に並ぶ小分けのパッケージのスナック菓子は、まさにメリエンダの為に製造されていると言っても過言ではなさそうです。
空腹になると機嫌が悪くなるフィリピン人が周りにいたら、是非メリエンダの時間を設けて、スナック菓子を上げてみてください!
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