『フィリピンの最も危険な場所をご存知ですか?』
フィリピンではイスラム系過激派がテロ行為を行っている地域があり、現地の人も近寄らな程ヤバい場所が存在します。
今回の記事では、そんなフィリピンで最も危険な場所を厳選して5選でご紹介致します。
これからフィリピンを渡航予定の方は下記を参考にして安全にフィリピンを楽しみましょう!
- フィリピンの危険地帯を知りたい方
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フィリピンで最も危険な場所

フィリピンの危険地帯と呼ばれる場所では、テロ行為や人質を捕まえて高額な身代金を求めるような悪質な事件が起こっています。
特にフィリピンに潜むイスラム系過激派のアブヤヤフが関連しているミンダナオ島の一部は特に危険な地域として現地のフィリピン人も近づきません。
これからフィリピンの危険地帯は誘拐のリスクが高い為、なるべく渡航は避けるようにしましょう。
下の表は、2018年の時点で犯罪量が最も多い3つのフィリピンの都市をご紹介したものです。
順位 | 場所 | 人口 | 犯罪総数 |
1位 | ケソン | 2,936,116人 | 41,152件 |
2位 | マニラ | 1,780,148人 | 21,386件 |
3位 | セブ | 922,611人 | 12,130件 |
フィリピン・テロのリスク

フィリピンのテロのリスクは地域により異なり、特にミンダナオ島、スル諸島、サンボアンガ半島は非常に危険と考えられています。
特にイスラム過激派・アブサヤフによるテロ事件が近年でもフィリピン国内で起きており、過去数年間で、北コタバト州、バシラン、イサベラ市、ホロ、コタバト市、マカティ、サンボアンガで爆発装置を含むテロにより、41人が死亡し、100人以上が重傷を負いました。
フィリピンで比較的安全な場所

世界の犯罪率に関するデータベースを集める「Numbeo Safety Index 2019」によると、フィリピンの4都市であるダバオ、マカティ、イロイロ、セブは安全とされています。
ちなみに東南アジアで最も安全な都市ランキングでは、2位にフィリピンのダバオ、4位にフィリピンのマカテ、7位にフィリピンのイロイロ、10位にフィリピンのセブが選ばれました。
順位 | 指数 | 都市 | 国 |
1位 | 77.88 | チェンマイ | タイ |
2位 | 72.50 | ダバオ | フィリピン |
3位 | 72.30 | シンガポール | シンガポール |
4位 | 59.48 | マカティ | フィリピン |
5位 | 59.35 | ハノイ | ベトナム |
6位 | 58.66 | ペナン | マレーシア |
7位 | 58.31 | バンコク | タイ |
8位 | 55.86 | イロイロ | フィリピン |
9位 | 51.40 | バリ | インドネシア |
10位 | 50.34 | セブ | フィリピン |
フィリピンで最も危険な場所5選

以下では、フィリピンで最も危険な場所5選をご紹介致します。
- マラウィ
- ホロ州
- バシラン州
- コタバト州
- マニラ首都圏
マラウィ

マラウィ(Marawi)は、フィリピンで最も危険な場所の1つです。
このエリアにはフィリピンのイスラム過激派・アブサヤフが潜んでおり、過去には町中で銃弾戦が起こり、少なくとも275人の過激派が死亡、60人以上のフィリピン人軍隊も死亡し、これをキッカケに市内に住む20万人の住民は逃亡しました。
現在のこの危険地域は、商業地区として利用されておりますが、住居は少なく住んでいる方はあまりいません。
マラウィのビーチは手つかずで綺麗なので、フィリピンの危険エリアを旅行したい変わった方にはおすすめです。
ホロ州

ホロ州(Jolo Province)は、フィリピンで最も危険な場所の1つです。
フィリピンのスールー海に浮かぶこの島は、イスラム過激派・アブサヤフが観光客を身代金目的で誘拐したことで知られる危険地帯です。
学者によれば約400人のアブサヤフメンバーが、この危険地帯に身を潜めており、現地の一般市民と地元当局者もグルになり誘拐に協力している可能性があることを指摘しています。
過去には、シンガポール国立大学の准教授・エドゥアルド・アララル氏が、この危険地帯を訪れた際には、援護として14人の海兵隊を引き連れたほど危険な場所です。
バシラン州

バシラン州(Basilan Province)は、フィリピンで最も危険な場所の1つです。
このエリアは、イスラム過激派・アブサヤフの「隠れ家」と呼ばれており、2001年には2人のアメリカ人を含む5人が人質になった事件が起こりました。
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領も、この土地はフィリピン国内でも危険な地として目をつけています。
観光では、このバシラン州には近づかないことをおすすめします。
この危険地域を訪れる際には、群衆の中で目立つこと行わずに、常に上品な服装をすることがトラブルに合わない為の対策です。
コタバト州

コタバト州(Cotabato Province)は、フィリピンで最も危険な場所の1つです。
フィリピンのミンダナオにあるこの地域はイスラム教徒が資源を得るために何十年も戦ってきた土地であり、現在でも治安が良くありません。
2014年には、反政府勢力グループであるモロ・イスラム解放戦線はフィリピン政府と和平協定に調印しましたが、翌年の2015年には解放戦線との予期せぬ戦いで43人の部隊が死亡した事件が発生しました。
この危険地域では、武装した過激派と地元の警備の銃撃戦が突発的に起こり、民間人が巻き込まれる可能性があります。
マニラ首都圏

マニラ首都圏(Metro Manila)は、フィリピンで最も危険な場所の1つです。
フィリピンの首都であるマニラのケソンシティの一部は世界の危険な場所として有名です。
ケソンシティで起こる事件としては、酒場での喧嘩や誘拐や、暗い路地で貴重品の強奪などが頻繁に起きています。
他には首都マニラのトンド地区もスモーキーマウンテンなどの不法占拠地域として有名で、フィリピン国内で最も犯罪率が高く、週に少なくとも1回の殺人が行われています。
トンド地区で起こる犯罪は麻薬関連が主であり、違法大麻の市場を取り巻く現地のギャングも、このエリアで活動しているようです。
首都マニラの混雑した繁華街では、常に所持品に注意して歩くようにしましょう!
フィリピンで最も危険な場所まとめ

フィリピンで最も危険な場所5選がどこにあるのかわかりましたか?
上記を参考に、なるだけフィリピンの危険地帯には渡航しないように心がけましょう。
今回の記事で紹介しきれなかった他のフィリピンの地域『サンボアンガ市、パガディアン市、パティクル、ホロ』でも外国人が誘拐される事件が発生しているので注意が必要です。
皆様は気をつけてフィリピン渡航を行うようにしましょう!
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