【フィリピンの売春】セックスワーカーの真実とサイバーセックスの闇

【フィリピンの売春】セックスワーカーの真実とサイバーセックスの闇

フィリピンの売春を行うセックスワーカーのリアルな真実として、シングルマザーで家族を養うために働いている背景があります。

近年ではインターネットを通じて性的コンテンツを発信するサイバーセックスで親に強制され未成年が出演するなど、フィリピンで問題視されています。

今回の記事では、フィリピンの売春のリアルな真実と闇をご紹介します。

この記事を読んで欲しい方
  • フィリピンの売春の背景を知りたい方
  • フィリピンのナイトライフの真実と闇を知りたい方
  • フィリピンのサイバーセックス事情を知りたい方
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フィリピンでの売春は違法

【フィリピンの売春】セックスワーカーの真実とサイバーセックスの闇

まず前置きとして「フィリピンの売春は違法」です。

フィリピンで人身取引に関与すると「人身売買防止法」により処罰されますのでご注意下さい。

フィリピン大学人口研究所と人口統計研究開発財団は2002年の発表で、若者のフィリピン人男性の19%が性行為に支払いを行い、11%の女性が性的嗜好の支払いを受けた結果があります。

2013年、フィリピンは人口約9750万人の中から最大50万人の売春者がいると推定されました。

2015年の調査では、「フィリピンで売春する人口は80万人にも及ぶ可能性がある」という記録もあります。

フィリピンの様々な売春の形態

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フィリピンの代表的な売春として『ビキニバースペシャルマッサージ、売春宿(置屋)フリーランス』などがあります。

フィリピンのセックスワーカー人口の約3分の1はフリーランスで占めます。

フリーランサーはお店には務めず個人で集客しています。

フリーランスの集客方法は3つで、1つは専門誌にエスコートサービスを偽り広告を登載する方法、2つ目は口コミでの集客で、「タクシー運転手・バーの警備員・ナイトクラブのオーナー・ホテルのベルキャプテン」などから斡旋、3つ目は出会い系アプリを通しての集客です。

売春婦へお客を斡旋した側は、紹介料としてゲストの支払金額の一部をマージンとして受け取ります。

ホテルのベルキャプテンは売春婦の写真を収めたアルバムを所持し、ゲストが選択出来る場所もあるそうです。

フィリピン人が売春を始める2つの理由

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フィリピンで売春が蔓延している最も大きな理由は2つで「貧困」と「シングルマザー」です。

フィリピン統計局によると、2023年のフィリピンの貧困率は15.5%で「6人に1人は貧困」という結果です。

ここ数年で減少傾向にありますが、今だにフィリピンの貧困層が多いのは大きな社会問題となっています。

貧困が根付いているフィリピンでは売春を行い生活を維持する家庭も少なくないのが現状です。

フィリピンの売春街・アンヘレスで働くセックスワーカーの多くは、サマール、レイテ、ビサヤなど地方から出稼ぎに来た女性労働者です。

少しでもより良い生活にするために、上京する傾向があります。

フィリピンの売春婦の女性のほとんどは20代で若くして出稼ぎに行く傾向があります。

貧困層の女性が出稼ぎに行く理由は、34%は貧しい親をサポートの為、28%は夫や彼氏をサポートの為、8%は兄弟をサポートの為、20%が収入が不十分で副業のため、2%が楽な仕事で、2%趣味です。

フィリピンでは数多くのシングルマザーが存在します。

子供を授かり配偶者や同棲相手がいない方を「シングルマザー」と呼びます。

フィリピンでシングルマザーが多い理由は「不適切な性教育・避妊具の不使用」などが上げられます。

子供を守り生活をする上で稼ぎが必要となり、売春婦となる方もフィリピンでは少なくないのです。

売春の文化が根づいたフィリピンの地域と人種

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有名なフィリピンの売春婦街のイメージとは裏腹に売春の利用者の大半は外国人ではなく地元のフィリピン人なのです。

売春街で有名なアンヘルスにも外国人向けのバーがある一方で、地元民向けのバーがある通りも存在します。

マニラ、アンヘルス、セブシティ、スービック、パサイシティ、オロンガポ、レガスピ、アルバイは主要なフィリピン売春街です。

マニラの売春街の利用者は、主に日本人韓国人アメリカ人ヨーロッパ人オーストラリア人が多いです。

フィリピン売春の歴史

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ホセフローランテJ.レイソン博士によると、フィリピンの売春の始まりは1500年代後半のスペインの入植者の出現により始まったとされます。

フィリピン・カリブ海諸国・スペインの間で奴隷貿易が確立後、一部のフィリピン人奴隷が売春婦としてヨーロッパの売春宿売られていたことが始まりです。

グレゴリウス1世 (ローマ教皇)のより、1591年にフィリピンでの奴隷制度を廃止されましたが、その後もスペインの植民者によるフィリピン人の性的搾取は続きました。

1914年〜1918年の第一次世界大戦では、マニラと周辺の町のフィリピン人女性に「慰安婦」(軍の売春婦)として働くことを強制し、フィリピンと太平洋地域で戦っている日本兵に提供されました。

第二次世界大戦後の1945年はアメリカ兵とフィリピン人の間の子供「アメラジアン」を置き去りにした背景があり、シングルマザーであるフィリピン人の母方は出稼ぎのために、多くの方が売春婦として働きました。

1947年、フィリピンの2つの米軍基地「海軍スービック湾・クラーク空軍基地」がマニラの北に設立されクラーク空軍基地の近くのアンヘレスシティは軍事娯楽の中心地となり「セックストレードのメッカ」になりました。

1970年代、オロンガポには、スービック海軍基地の米海軍兵士のために、少なくとも30の売春を目的としたバーが出来ました。

1980年代のフィリピンは「アジアで最大の売春」と呼ばれるようになり、日本人の売春ツアーがフィリピンで盛んになりました。

フィリピンの売春婦はリスクが高い

【フィリピンの売春】セックスワーカーの真実とサイバーセックスの闇

典型的なフィリピンの売春婦は10代で働き始め、通常20代後半になる前に退職します。

売春婦が妊娠したら、職を辞すか、中絶をしなければなりません。

そして、ほとんどが後者を行います。

売春婦はエイズ、また性感染症(STD)に掛かるリスクがあります。

感染症以外の売春婦のリスクとして、暴力や嫌がらせを受ける事も多く、3分の1以上の売春婦が経験があり、多くは市の役人や暴力団などが関与しているそうです。

フィリピンの性的人身売買

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推定1,000万人のフィリピン人が海外で働いており、特に中東とアジアではフィリピン人の移民労働者も多く、その中では性的人身売買も行われています。

フィリピン人の人身売買業者は、ローカルネットワークや仲介業者を挟み、不正な契約、身分証明書の没収などを行い、移民労働者を人身売買するケースが発生があります。

フィリピン国内の女性と子どもの性的人身売買も大きな問題とされています。

性的人身売買は、紛争のために避難したミンダナオ島、台風の影響を受けたマニラ首都圏・セブ島・ルソン島や、有名な観光地であるボラカイ・アンヘレス・オロンガポ・プエルトガレラでも発生します。

人身売買業者が罰せずに活動が出来るのは、政府機関を含む外交使節団、法執行機関が許可している可能性もあり、過去の報告では、営利目的の売春施設の経営者や顧客などから警察が無差別に金銭を強要するなど、フィリピンの汚職はまだ無くなっていない事実もあります。

フィリピン未成年の売春

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フィリピンは、タイ、インドネシア、マレーシアと共に、子供や10代の「売春婦の世界的ハブ」とも言われており、フィリピン未成年の売春が広まっています。

フィリピン未成年の売春は組織犯罪グループとも繋がり、最も有利な収入源の1つとして繁栄しています。

推定では、フィリピンの売春婦のほぼ半分が未成年です。

ユニセフの推定によると、東南アジアの国では約80万人の未成年が売春に関わっています。

フィリピンでは貧困層やスラムでの生活から逃れるため、もしくは生活を成り立たせるために親から強制的に売春を行わされているケースもあります。

13歳の未成年が売春にあう被害も

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2020年に起きた新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、授業はオンライン化し、子どもたちはオンライン授業を受けるためにデバイスを求めるようになりました。

貧困層のフィリピン人未成年者はスマートフォンやパソコンなどのデバイスを持っていない子供も多く、弱みに漬け込んだ未成年の売春が起きています。

ニュース記事では、13歳の未成年フィリピン人が、フェイスブックで出会った31歳の男性に、誘拐や性的暴行を受けた被害が報告されています。

フィリピンのサイバーセックスで未成年が犠牲になる

【フィリピンの売春】セックスワーカーの真実とサイバーセックスの闇

サイバーセックス(cybersex)とは、インターネットを通じてオンライン上でお互いのコミュニケーションにより擬似的な性行為を行うことを指します。

サイバーセックスの利用者の多くは、オーストラリア日本米国カナダヨーロッパと言われています。

サイバーセックスの料金は1セッションで約5,000円ほどです。

フィリピンは「格安でインターネットが使用可能」で、「共用語で英語を話せる」2つの理由で、サイバーセックスは近年、広まりました。

貧しい家族で育ち、お金を稼ぐ方法として「サイバーセックス」を利用するフィリピン人が増えてきています。

その中で問題視されているのが、親の強制により未成年がサイバーセックスで人身売買されることです。

フィリピン国家警察、米国連邦捜査局(FBI)によると、フィリピンのサイバーセックスの被害者の約80%は未成年、またその内の半分は2歳以下との発表があります。

2016年4月には4〜8歳の未成年がサイバーセックスで人身売買されたことが発覚しました。

以前に、イギリスでウェブカメラサイトにてフィリピン人幼児の性的虐待などの写真とビデオが4,000枚以上発見され、イギリスの国家犯罪庁はフィリピン当局と連携し、幼児の母親を特定しました。

フィリピンのサイバーセックスでの人身売買は2018年にで6万件の報告が記録され、過去4年間で5倍に増加しまし、まさに現代の奴隷制度です。

フィリピンの警察が率いるグローバルタスクフォースでは、24時間体制で虐待された子供たちを追跡し、数百件の未処理案件を処理しながら監視を続けて救助をおこなっています。

未成年の被害と摘発されない理由

このネット記事によると、セブ島コルドバでは、約4割が貧困で、ウェブカメラを通して、米国人男性の為に服を脱ぐと、一回のショーで2,000ペソ(約4,600円)の収入を得られ、父親の仕事と比べても圧倒的に稼げる現実があります。

サイバーセックスの被害に合う女の子とは、11歳と9歳、3歳と未成年で、ノートパソコンとWi-Fi、ウェブカメラがあればどこでも出来るため、摘発も進んでいない現状がります。

フィリピンの売春まとめ

【フィリピンの売春】セックスワーカーの真実とサイバーセックスの闇

フィリピンの売春やサイバーセックスの問題は、貧困や教育環境の課題、そして歴史的背景が複雑に絡み合った深刻な社会問題です。訪れる側も、正しい知識と意識を持つことが大切です。

フィリピンの売春・サイバーセックス問題についての注意点まとめ

  • フィリピンでの売春は違法行為です。法律違反に関与しないことを徹底しましょう。
  • 貧困やシングルマザー問題が背景にあることを理解し、軽率な行動を避けましょう。
  • 特に未成年が巻き込まれるサイバーセックス問題は深刻であり、観光客としても無関係ではいられません。
  • 観光地に潜む違法行為や人身売買の温床となる場所には近づかないよう注意しましょう。
  • 地元当局や警察も汚職が残っている可能性があるため、トラブルに巻き込まれないよう慎重な行動を。
  • SNSやインターネットを通じた違法行為の勧誘にも十分警戒を。

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セブセレクトツアーズマガジン編集部チーム
フィリピン政府公認ガイド資格を持つプロ、フィリピン文化・観光に精通したフィリピントラベルマイスター取得のディレクターが在籍するセブ島専門のツアー会社。セブ島在住8年の経験を活かし、現地でしか得られないリアルな情報を発信しつつ、自然環境保護活動にも参加し、地域と一緒に持続可能な旅行体験を目指しながら、セブ島旅行の思い出づくりのサポートします。