『フィリピン人と国際結婚を検討されていますか?』
結婚は人生の中でも大きな選択肢の1つで、後悔しない前に、フィリピン人をより知っておくことが必要です。
今回の記事では、そんなフィリピン人と国際結婚で気をつけること8選でご紹介致します。
これから、フィリピン人で国際結婚を検討されている方は必見の内容です!
- フィリピン人パートナーをお持ちの方
- これからフィリピン人と国際結婚する方
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多くの日本人男性がフィリピン人と国際結婚

日本人の国際結婚は、1970年代前半に100万件を超えていましたが、それ以降は減少気味で、2017年には、約60万件と近年で最も少ない数値となっています。
以下では、日本人の男性と女性でどのような国籍の相手と国際結婚をしているのかグラフと共に説明します。
日本人男性はフィリピン人や中国人と国際結婚

統計によれば、日本人男性の国際結婚する女性側の国籍で最も多いのが『中国人』、続いて2位は『フィリピン人』で、3位は『韓国人』でトップ3は全てアジア内の国です。
日本人男性の国際結婚の統計によれば、アジア人の女性が多い傾向にあり、欧米や南米など、他の国々は2%未満と低い数字になっています。
日本人男性がアジア圏内の女性と国際結婚する理由は、1980年代の日本が経済的に優れていたことが考えられ、旅行やビジネスで海外に出る日本人が増え、国際的な出会いが増えたのではないでしょうか。
また日本の学校に通う、韓国、中国人の留学生も増えたことも要因の1つだと考えられます。
フィリピン・パブで出会う日本人男性

1980年代半から日本の労働力不足で、多くのフィリピン人女性が日本に出稼ぎに来ており、日本の各地のパブやクラブで、シンガー、ダンサーとして雇われ、日本人の男性と出会い、国際結婚するケースもあります。
特に、過疎化が進む日本の田舎は、出会いが少なく結婚難が起こっており、生涯のパートナーを求めて、フィリピン・パブに通っている方も少なくないのが事実だとか。
1985年には、山形県の町役場が結婚業者と提携して、農家で働く日本人男性とフィリピン女性をお見合いをさせ、結婚式を挙げ、フィリピン人妻を村に迎えたという記録もあります。
そのプロジェクトが上手くいき、その後は山形、秋田、新潟、徳島の過疎化が進む村も、業者と提携して、フィリピン女性を妻として村に迎えました。
90年代以降は行政機関が直接関与しなくなり、結婚業者が、中国人、韓国人、ベトナム人、フィリピン人などの女性を紹介していました。
日本人女性とフィリピン人の国際結婚は少数

日本人女性の国際結婚の相手で最も多いのは『韓国人』、続いて2位が『アメリカ人』3位は『中国人』です。
日本人男性と同じく、アジア圏の中国や韓国が上位を占めており、ブラジルやペルーなどの南米の男性との結婚率も男性よりも高い数値が出ています。
フィリピン人と国際結婚の条件4つ

日本人とフィリピン人で国際結婚をする際には、以下の条件を満たしてなければなりません。
- 日本人は男性18歳、女性16歳以上
- フィリピン人パートナーは男女ともに18歳以上
- フィリピン人パートナーが18〜20歳の場合、両親の同意が必要
- 結婚する際は、成人の2名の保証人が必要
フィリピン人と国際結婚で気をつけること8選

以下では、フィリピン人と国際結婚で気をつけることを厳選して8選でご紹介致します。
- 家族の集まりが多い
- 嫉妬心が強い
- 家族からお金の支援をお願いされる
- 実は子持ちの可能性
- 相手が既婚者の可能性
- 婚約しても日本人はフィリピンの所有権がない
- 結婚するまでのプロセスが大変
- 離婚率が非常に高い
家族の集まりが多い

フィリピン人と国際結婚をすると家族の集まりが多いことを実感します。
日本で家族や親族と集まる機会は、盆や正月くらいですが、フィリピンでは家族のメンバーの誕生日、結婚のアニバーサリー、クリスマス、年越しなど、どのイベントも家族揃ってお祝いします。
日本で育つと、家族の集まりが少ない風習から、フィリピン人妻を持って、家族との交流が大変だと思う方もいるかもしれません。
フィリピン人は嫉妬心が強い

フィリピン人と国際結婚をする際に注意しなければならないのが『嫉妬心』です。
フィリピン人パートナーは、思っている以上に繊細なマインドを持ち、独占欲が強く、あなたを嫉妬心で困らせてしますことがあるかも知れません。
もしかしたら、あなたが飲みに出かけようとすると「誰と?」「どこで?」「何時まで?」など事細かく説明しないと、出かけられないようなシチュエーションに出くわすかも知れません。
家族への仕送りをお願いされる

フィリピン人のパートナーと国際結婚ををした際に気をつけたいことの1つは『家族の仕送り』です。
日本であれば、両親から直接、仕送りのお願いをされることはほとんど無いと思われますが、フィリピンでは『共有は愛』と言うくらい、お金がある人は無い人に共有するのが当たり前に思っています。
フィリピンの文化で家族の稼ぎ頭をブレッド・ウィナーと呼び、周りに居る家族はブレッドウィナーが経済的に支援するのが当たり前と考えている方が少なくないようです。
人によっては、フィリピン人家族の財布となり、資金が尽きるまでお金が使われ、お金の仕送りがなくなり次第、愛想がなくなり離婚するケースもあるようです。
可能であれば、結婚する前に『お金』に対して、パートナーのフィリピン人ときちんと話をしておくことが大切だと思います。
子持ちの可能性

フィリピン人女性のパートナーと結婚する際に気をつけなければならないのが『子持ちの可能性』があることです。
フィリピンでは避妊を行わない傾向にあり、中絶は法で禁止されており、望まない妊娠を10代や20代前半で行うフィリピン人女性は少なくないようです。
出会った時は、子供の存在を隠し、結婚してから子持ちだったことに気づくケースもあるようです。
特にフィリピンの貧困層は、若い時に出産を経験している女性が多く、KTVやビキニバーのフィリピン人女性は、子持ちの場合が多い傾向にあります。
結婚相手のフィリピン人女性には、事前に既婚歴や子供の有無は確認しておきましょう。
相手が既婚者の可能性

フィリピン人と結婚する際に気をつけなければならないのが『相手が既婚者の可能性』があることです。
フィリピン人同士での結婚では、離婚が不可能な為、法律上は婚姻関係を続け、離れて暮らしているケースがあります。
その際に、新しい彼氏が出来たとしても、既婚であることを隠している女性もいるようです。
万が一、フィリピン人パートナーが結婚した場合、日本では重婚が違法に当たってしまうので、注意が必要になります。
婚約しても日本人はフィリピンの所有権がない

フィリピン人と国際結婚をしても、日本人はフィリピンでの所有権がないことは気をつけなければなりません。
フィリピンで不動産などの高価な物でも、外国人に所有権はない為、購入する際の名義はフィリピン人パートナーとなるため、知らない間に結婚相手が物件を転売しているというケースも起こりえます。
必ず信頼できるフィリピン人パートナーと結婚しましょう!
国際結婚は離婚率が非常に高い

非常に残念ながら、『日本人とフィリピン人での離婚率は非常に高い』厚生労働省のデータがあります。
日本人男性とフィリピン人女性の離婚率は約90%で、日本人女性とフィリピン人男性の離婚率は、約85%です。
日本人同士の離婚率は、34.9%であり、比べてみると圧倒的に国際結婚は離婚率が高いです。
フィリピン人との国際結婚での離婚理由の多くは、金銭面であり、日本人パートナーの資金がなくなり次第で離婚するケースが後をたたないようです。
国際結婚するまでのプロセスが大変

最後になりましたが、フィリピン人と国際結婚をする際は、結婚するまでのプロセスが大変という現実があります。
国際結婚に当たり用意する書類が多く、フィリピンと日本で必要な書類を提出しなければならず、時間とお金も掛かります。
フィリピン人と国際結婚する際は、根気強くプロセスを進めていかなければなりません。
フィリピン人と国際結婚する前に確認すべき2つのこと

上記のフィリピン人と国際結婚で気をつけることから抜粋し、フィリピン人と国際結婚する前にすべきこと以下にまとめてみました!
- 家族の仕送りに関して話し合う
- 子持ち・既婚でないか確認
ネガティブな情報が多くなってしましましたが、フィリピン人と国際結婚をして幸せになった日本人もいます。
感情的に盛り上がって結婚するのではなく、将来を考えて、出来る限り話し合いお互いが理解した上で、国際結婚をするのが良さそうです。
フィリピン人と国際結婚に必要な書類

フィリピン人と国際結婚に必要な書類は、基本的に以下の4つとなります。
- 婚姻届
- 戸籍謄本
- パスポート
- 婚姻要件具備証明書(※外国籍のみ)
『婚姻要件具備証明書』とは、結婚相手の外国人が独身であること、相手の国の法律で、結婚することに問題がないことを証明する文書です。
結婚相手の国の在日大使館もしくは領事館で発行可能です。
発行された婚姻要件具備証明書は相手の国の言語で書かれているため、日本の役所へ提出する際は、日本語に訳す必要性があります。
訳した際は、訳した方の氏名を記入することをお忘れなく!
フィリピン人と国際結婚の手続きが出来る場所

フィリピン人と国際結婚の手続きは『日本国内』で行うのか『フィリピン』で行うのかで方法が異なります。
以下では、『日本在住のフィリピン人と国際結婚する流れ』と『フィリピン在住のフィリピン人と国際結婚する流れ』をご紹介致します。
日本在住のフィリピン人と国際結婚する流れ

- 就労ビザで日本で働いているフィリピン人
- 留学ビザで学校に通っているフィリピン人
- その他の正規のビザで日本に滞在しているフィリピン人
- 以前日本人と結婚して離婚したフィリピン人
- 日本人が必要書類を携えて、フィリピンに入国する。
- 在フィリピン日本領事館で日本人の婚姻要件具備証明書を発行してもらう。
- フィリピンの市町村役場において夫婦がそろって家族計画講習を受け、保健局から受講証明書を受領する。
- 2人で戸籍登録官に書類を提出し、面前で宣誓し婚姻許可証の申請をする。
- 10日ご婚姻について障害申立てがなければ、婚姻許可証が発行される。
- 120日以内に結婚式をし、婚姻契約書の登録をする。
- 2人で戸籍登録官に書類を提出し、面前で宣誓し婚姻許可証の申請をする。
- 10日ご婚姻について障害申立てがなければ、婚姻許可証が発行される。
- 婚姻記録不在証明書
- 出生証明書
- 両親の承諾書
- フィリピン人婚約者のパスポート
- 日本人のパスポート
- 日本人の戸籍謄本
- 日本人の写真2枚(2インチ×2インチ)
- バランガイ独身証明書
- 妊娠診断証明書
- 前配偶者戸籍謄本(フィリピン人離婚歴有のみ)
フィリピン在住のフィリピン人と国際結婚する流れ

- フィリピン国内で出会ったフィリピン人
- 短期滞在査証にてフィリピン人を日本へ招へいする。
- 在日フィリピン領事館にて、フィリピン人の婚姻要件具備証明書を発行してもらう。
- 日本の市区町村役場にて婚姻の届出をする。
- 在日フィリピン領事館で婚姻による改正の登録をし、その旨の証明書を発行してもらう。
- 日本の市区町村役場にて(報告的)婚姻届出をする(3ヶ月以内に)。
- 日本人配偶者の居住地を管轄する地方出入国在留管理局へ、フィリピン人配偶者の在留資格認定証明書交付申請を行う
- 日本人戸籍謄本(3ヶ月以内)
- 日本人除籍謄本(離婚歴有のみ)
- 日本人パスポート
- フィリピン人 出生証明書等(国勢調査・統計局認証)
- フィリピン人バランガイ独身証明書(30歳以上)
フィリピン人パートナーと離婚したい場合

日本人とフィリピン人が結婚した後に、手続きを踏み、フィリピンの家庭裁判所で「婚姻解消」の判決が降りれば、離婚が可能となります。
注意点は2つあり、駐日フィリピン大使館は、離婚から301日を経過しないと、婚姻要件具備証明書(独身証明書)を発行しない方針であること。
そして、フィリピンの刑法351条には、離婚から301日を経過しないで再婚した場合は罰金刑があると書かれているので注意が必要です。
離婚歴のあるフィリピン人と結婚できるの?

フィリピン人同士の離婚は認められておらず、再婚は不可能ですが、フィリピン人と外国人との離婚は可能なので、その場合は離婚歴があっても結婚可能です。
フィリピン人と国際結婚で気をつけること8選まとめ

フィリピン人との国際結婚で注意しなければならないことが伝わったら幸いです。
お互いの将来を見据えて、結婚前に話し合えることは腹を割って話すことが大切です。
素敵な国際結婚が出来るように準備しましょう!
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