『フィリピンのクリスマスの過ごし方をご存知ですか?』
日本と異なり、フィリピンには独自のクリスマスのユニークな祝いの仕方が存在します。
今回の記事では、そんなフィリピンのクリスマスの過ごし方とユニークな祝いの仕方を厳選して7選でご紹介致します。
これからフィリピンでクリスマスをお祝いする方は必見の内容です!
- フィリピンのクリスマス事情を知りたい方
- フィリピンのクリスマスの祝い方を知りたい方
これからセブ島をご旅行の予定の方は、日本語ガイド付きのセブ島ツアーが最適!
水中でも使えるGoProの無料貸出で、素敵なセブ島の思い出を残しましょう!
LINEから簡単予約!まずはお見積してみましょう♪
フィリピンではクリスマスは一大イベント

フィリピン人の約80%はカトリック教徒と言われ、アジアで唯一、キリスト教徒が多い国であり、それが理由でクリスマスはフィリピン人にとって一大イベントとなっています。
フィリピンのクリスマスの歴史

フィリピンのクリスマス文化は、1500年代にポルトガルやスペインの宣教師がフィリピンに訪れ、広めたことが起源とされています。
1900年代初頭には、アメリカのフィリピン植民地化の影響で、クリスマスツアー、キャロル、クリスマスカード、サンタクロースなどのクリスマス文化が広まりました。
フィリピンのクリスマスは犯罪や違法な摘発が増える

残念ながら、フィリピンのクリスマスシーズンは犯罪率が上がり、特に毎年12月は、お金を求め、スリ、強盗、ひったくり、置き引きなどの犯罪が増えます。
盗んだお金をクリスマスの資金にする為に、わざわざ田舎から上京して市街地で盗みを働く悪い連中も存在します。
またフィリピン政府機関の陸運局なども悪事を働かせ、必要以上に検問やチェックを多く行い、その場で罰金という名でお金を盗み取ろうとする輩も存在します。
フィリピンのクリスマスシーズンは、大金を持ち歩かないようにしましょう。
フィリピンのクリスマスは渋滞が悪化

フィリピンのクリスマスシーズンは年間を通して最も渋滞が憎く、特に毎年12月の渋滞は酷いです。
元々、フィリピンはインフラが整って無く渋滞が酷いのが現状ですが、特にクリスマスシーズンに渋滞になる理由は以下の3つが挙げられます。
1つ目は、クリスマスプレゼントを買いに出る方が増えるから。
2つ目は、13マンスと呼ばれるボーナスを貰い外食に出る方が増えるから。
3つ目は、ショッピングモールで大型のセールが始まり、多くの方が買い物に行くからです。
ですので、フィリピンのクリスマスシーズンは必要最低限のみ外出を行い、基本的には家に籠もるのがベストです。
フィリピンのクリスマスの祝い方7選

以下では、フィリピンのクリスマスのユニークな祝い方を厳選して7選でご紹介致します。
- フィリピンのクリスマスは9月から
- パロルでクリスマスデコレーションをする
- クリスマスのシンボル・ベレン
- 伝統的なディナー『ノチェブエナ』でお祝いをする
- 子供たちがクリスマスキャロルを歌いながら街を歩く
- プレゼント交換「マニト・マニタ」
- プトブンボンとビビンカを食べる
フィリピンのクリスマスは9月から

フィリピンのクリスマスシーズンは一般的に9月1日から始まり、新年の翌年1月1日までの4ヶ月間続きます。
この4ヶ月をフィリピンでは『バーマンス』と呼び、英語で9〜12月を発する時に最後の語尾が全て『バー』で終わる事から名付けられています。
フィリピンの正式なクリスマスのお祝いは、夜明け前または早朝に教会のミサに行く12月16日より始まり、12月25日に終わります。
実際に街を見てみても、クリスマスソングやクリスマスのデコレーションが見れるようになるのは、毎年9月頃からです。
パロルでクリスマスデコレーションをする

フィリピン独特のクリスマスので文化で、一般の家庭や商業施設にもあるクリスマスデコレーションの『パロル』という星型をした照明付きの星灯籠が飾られます。
パロルの素材は、竹の棒と色付きの和紙またはセロハン紙、内側に照明が付いているシンプルな構造で、フィリピン国内で手作りで作られています。
パロルの形の由来は、星ではなく、キリスト誕生の際にキリストを照らした聖なる光を象徴しているそうです。
ちなみに、毎年恒例でクリスマスイブの前の土曜日にパロルを使用したランタンフェスティバルが、フィリピンのパンパンガで開催されています。
クリスマスのシンボル・ベレン

パロルに続き、フィリピンのクリスマスのデコレーションとして用いられるものは『ベレン』で、キリストの誕生を描いた置物です。
ベレンはフィリピンのクリスマスのでシンボルで小型の物を家に飾ったり、大型のベレンを教会やショッピングモールなどで見かけます。
ちなみに、フィリピンのタルラックは『ベレンの首都』として知られており、毎年恒例で住民が参加するベレン作りコンテストが開催され、さまざまなテーマの巨大ベレンが展示されます。
伝統的なディナー『ノチェブエナ』でお祝いをする

フィリピンのクリスマスディナーは、12月25日の夜中に行われる祭典が終わった後に、特別なディナーとして『ノチェブエナ(Noche Buena)』を食べます。
ノチェブエナを食べる際は、家族や友達、親族が一緒になってご飯を食べ、ひと時を過ごします。
ちなみにノチェブエナの意味は、スペイン語で「おやすみなさい」または「神聖な夜」を意味します。
子供たちがクリスマスキャロルを歌いながら街を歩く

フィリピンのクリスマスシーズンになると、子供たちが住宅街を歌って練り歩く姿をよく目にします。
クリスマス一週間前の12月17日頃から始まり、子供たちは、タンバリンを持ってリズムに合わせながら定番のクリスマスソングを歌います。
子供たちが歌い終わると、ドネーションとして少額のお金を渡します。
ちなみに50ペソ以上の大きめの金額を払うと、近所の子供達の中で噂になり、その後、多くの子供たちがその家にクリスマスソングを歌いに来ます。
プレゼント交換「マニト・マニタ」

フィリピンのクリスマス当日には、各自がプレゼントを持ち寄る『マニト・マニタ』が開催されます。
基本的には、事前に予算が提示されており、その値段にあった商品を事前に購入して、クリスマスのラッピングをして持ち寄ります。
何かしらのゲームを行い、誰がどのプレゼントを貰うかは当日まで分かりません。
クリスマスにプトブンボンとビビンカを食べる

フィリピンのクリスマスシーズンになると教会の前に必ずと言っていい程『プトブンボンとビビンカ』の販売が行われます。
クリスマス時期のミサに参加したフィリピン人は、帰りがけに教会前で販売されているプトブンボンとビビンカを食べ、クリスマスを祝います。
プトブンボンは、挽いた紫色の米を竹管で蒸したデザートで、ビビンカは、土鍋の中に石炭で焼いた米生地で作られたデザートです。
フィリピンのクリスマスの祝い方7選まとめ

フィリピンのクリスマスのユニークなお祝いをすることが分かりましたか?
これからフィリピンのクリスマスシーズンに訪れる方は、上記を参考にクリスマスを楽しんでみて下さい!
\たくさんの方に選ばれています!/