セブ島の刑務所で囚人ダンスが見られるってご存知でしたか?
YouTubeをキッカケに世界中の人に認知をされたセブ島の囚人ダンスはコロナ禍を明けて、2022年より再開致しました!
今回の記事では、そんなセブ島の囚人ダンスに参加する方法から、当日の流れや詳しい予約方法までお伝えいたします。
- 囚人ダンスが見たい方
- セブ島の刑務所に足を運びたい方
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刑務所で囚人ダンスが見られるセブ島

2006年以降、セブ市にある刑務所、通称・CPDRC(Cebu Provincial Detention and Rehabilitation Center)」では受刑者がダンスするリハビリテーションプログラムが存在します。
フィリピンの刑務所をイメージすると、極悪人たちが、狭く暑苦しい汚い場所に収監され、地獄の様な生活を過ごしているとイメージしがちです。
もしかしたら、あなたのフィリピン刑務所の印象が変わるかもしれません。
受刑者の更生プログラムの一環としてダンスが採用

セブ市の刑務所・CPDRCがどの様にしてリハビリのプログラムを導入すべきか検討していた時期がありました。
その際に、セブ政府の安全保障顧問を務めていたバイロン・F・ガルシアが、とある事に気が付きます。
それは刑務所に監修されている受刑者達が掃除中にふざけて踊っている姿をよく見かけたそうです。
それをアイディアにダンスをリハビリのプログラムに導入して、現在公開されているセブ島の囚人ダンスが出来上がりました。
実際に踊っている映像を以下から確認してみてください!
YoutubeやNetflixで動画が公開され世界的に有名
2006年からこのダンスプログラムは開始され、その姿をYouTubeにダンス動画としてアップロードしたことがキッカケとなり、世界中に認知され人気観光地となりました。
その際に踊った曲がマイケル・ジャクソンの「スリラー」の動画で、一気に視聴回数が5000万回再生以上され、一躍有名になりました。
2019年にはサブスクライブ動画サービス・Netflixのドキュメンタリー映像「Happy Jail」にてセブ市の刑務所で行われている囚人ダンスを取り上げ、更に有名になりました。

コロナ禍で囚人ダンスが廃止、2022年から再開

2019年に発生したコロナ禍の影響で、一般公開されていたセブ市刑務所の囚人ダンスは一時的に閉鎖に追い込まれました。
その後、フィイピンのコロナ禍が収まり、約2年ぶりの2022年8月12日に再開され、現在では毎週土曜日にセブ市刑務所でダンスのリハビリプログラムを見られます。

セブ島囚人ダンスを見る流れ

上記でセブ市の囚人ダンスの内容を確認するだけでも、実際に見に行きたくなります。
これからセブ市刑務所でダンスを見たい方に向けて、以下で詳しく予約方法や当日の流れを紹介します。
Facebookから事前に予約しよう!

2023年現在では、セブ市刑務所の囚人ダンスはウォークインで訪れられません。
事前に「Cebu Provincial Tourism Office」のfacebookページにて連絡を取り、予約する必要があります。
facebookページのメッセージから、直接担当者に連絡を行い、いつ空きがあるのか確認し、その後、予約フォームのテンプレが送られてくるので、記入を行い、返信しましょう。
Cebu Provincial Tourism Office facebook予約ページ

催行当日は午後3時にキャピトル集合

facebookページで予約が確定したら、催行日はセブ市「キャピトル」と呼ばれる市役所的な政府機関の建物に直接、行きます。
一般向けの駐車場は無い為、車・バイクで訪れる人は近場で駐車してから向かいましょう。
キャピトルに到着すると、シャトルバスの横で点呼が行われ、紙のフォームに名前とサインを書いてシャトルバスに乗り込み出発を待ちます。
午後3:30にシャトルバス出発

集合時間の午後3時から30分程経ったらシャトルバスが刑務所に向かい出発します。
移動時間は約20分で、市街地から刑務所のある山のエリアに向かっていきます。
このバスに乗り遅れると、予約しても囚人ダンスは見られないので、時間に気をつけて移動しましょう!
刑務所内で簡単なオリエンテーション開催

シャトルバスで刑務所内に移動すると、建物入り口にて、簡単なオリエンテーションが始まります。
オリエンテーションでは、当日の流れが説明され、写真動画撮影が可能であることが伝えられます。
唯一の注意点は、写真撮影の際に囚人に携帯を渡して写真撮影をお願いすることはNGです!
金網に包まれた展望デッキから囚人ダンス鑑賞

1〜2分の簡単なオリエンテーションが終わると、階段を登り2階にある金網が張り巡らされた展望デッキから、受刑者が踊る広場を見下ろせます。
まずはフィリピンの国家から始まり、その後30分ほどの囚人ダンスが広場で繰り広げられます。
約150人の受刑者が一同にダンスパフォーマンスはまさに圧巻で、エネルギッシュなフィリピン人から元気を貰えます。
ダンスの選曲は時期により変わりますが、この時はPSYの「That That」や、ティミー・トーマスの「Dying Inside To Hold You」など、多くの人が知っている有名な曲でのダンスも披露されました。
囚人と一緒にダンスタイム

約30分の囚人ダンスが披露された後に、希望する参加者は広場に移動するようにアナウンスされます。
受刑者の踊る広場の前方に参加者は混ざって、踊ったり写真や動画撮影が出来ます。
インストラクターとなる受刑者のダンスに合わせて、参加者は3〜4曲程一緒に踊ります。

お土産購入

広場でのダンスを終えると、お土産コーナーに移動します。
セブ市刑務所のTシャツ(250ペソ)や、アクセサリーや置物、最も高額な額縁に飾られた刺繍の絵は8,000ペソです。
その他には、受刑者が作ったパンが10ペソから販売され、ソフトドリンクなどの飲み物も購入できます。
ここでの売上はすべて、寄付となり、受刑者やその家族のサポートに使用されます。
セブ島の囚人ダンスの注意事項

コロナ禍以前と、大きく変わった変更点としては、セブ市の囚人ダンスは月1回の開催から毎週土曜になりました。
囚人ダンスは毎週土曜午後3時に開催

囚人ダンスが催行されるのは毎週土曜です。時間は午後3時にキャピトルに集合で、解散時間の目安は午後5時過ぎです。
囚人ダンス後、シャトルバスの戻りもキャピトルになります。
コロナ禍前と参加方法が異なり、予約制ですので、facebookからオンライン予約をお忘れなく。
参加費用は無料、ドネーションを忘れずに!

囚人ダンスは現在も無料で行われています。
参加する際は、ドネーションの気持ちも込めて、販売されているお土産コーナーで受刑者の作った製品を購入しましょう。
値段もあまり高くないので、サポートする気持ちを込めて購入しましょう!
一般公開はこれから!プレオープンとして公開中

現在の2023年は、まだプレオープンとしてセブ市囚人ダンスが公開されています。
その為、毎回人数制限があり、1台のシャトルバスに乗り切れる20人前後しか一度に参加できません。
気になる方は、催行日1週間以上の早めの段階で、facebookから問い合わせと予約を行うことをおすすめします。
刑務所で囚人ダンスが見られるセブ島まとめ

セブ島の囚人ダンスに参加する方法は分かりましたか?現在はまだプレオープン中で、参加人数が限られていますが、もし都合が合うようでしたらfacebookから問い合わせて、参加してみてください。
時期は未定ですが、一般公開で観光客も気軽に囚人ダンスを見られる日も来ると思います。
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