The Rainbow Tree(レインボーツリー)【セブ島の近未来建築とは】

【超未来的】The Rainbow Tree(レインボーツリー)がセブ島に
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セブ島の最新建築事情をご紹介致します!

2019年年に建築デザインが設計され、アヤラモールのあるセブビジネスパークに近未来建築のコンドミニアム「The Rainbow Tree(レインボーツリー)」が建設予定です。

今回の記事では、The Rainbow Tree(レインボーツリー)についてご紹介いたします。

この記事を読んで欲しい方
  • 建築に興味がある方
  • 未来のセブ島を知りたい方
  • セブ島の近未来建築に興味がある方
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近未来建築・レインボーツリーとは

【セブ島の近未来建築】The Rainbow Tree(レインボーツリー)
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The Rainbow Tree(レインボーツリー)とは住宅用ビル(コンドミニアム)として2019年に設計された近未来建築です。

32階建て、高さは115メートルのタワーです。

The Rainbow Tree(レインボーツリー)の建設場所はセブ島のアヤラモールがあるセブビジネスパークに建設予定です。

レインボーツリーの名前の由来

【セブ島の近未来建築】The Rainbow Tree(レインボーツリー)
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The Rainbow Tree(レインボーツリー)の名前の由来は、フィリピンの象徴的な色とりどりの木「レインボーユーカリ(ユーカリデグルプタ)」が由来となっています。

レインボーユーカリは、木の幹の樹皮が特殊性を持ち、時間の経過とともに色が変化する性質があります。

最初は淡い緑、次に青、紫、オレンジ、最後に茶色に変化しまるで虹のように見えます。

レインボーツリーの建築家

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建築設計を行った建築事務所はフランス・パリのVincent Callebaut Architecturesで建築家のVincent Callebaut氏が主任建築家です。

Vincent Callebaut氏はベルギーの生態学者で再生可能エネルギー、生物多様性、都市農業を考慮した未来のような生態地区プロジェクトを設計しています。

レインボーツリーの特徴

【セブ島の近未来建築】The Rainbow Tree(レインボーツリー)
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以下では、セブ島近未来建築のThe Rainbow Tree(レインボーツリー)の特徴をまとめてみました。

環境問題を改善する建築

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The Rainbow Tree(レインボーツリー)の設計する際に、環境問題として「地球全体の二酸化炭素排出量を削減する」ことを意識したデザインが盛り込まれています。

バルコニーには30,000以上の植物が配置され、主にコンクリートと鋼で構築されているセブビジネスパークの中心部に新鮮さを吹き込みます。

熱帯気候に適応した建築

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The Rainbow Tree(レインボーツリー)の建築は、木材、竹、ヤシの葉などの自然素材で作られたフィリピンの先住民族の家「バハイクボ(bahay kubo)」からアイディアを取っています。

バイオベースの「バハイクボ」は自然と共生した建築で、オープンなスペースでテラスがあり熱帯気候に適応した換気が可能なことが特徴です。

自然に優しい素材

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The Rainbow Tree(レインボーツリー)の建築で使用される構造「CLT(Cross Laminated Timber)」はタワーを構築するための建築コンセプトの基礎とされます。

CLTは1990年代にオーストリアとドイツで発明され、木製のスラットを重ね合わせ、デンプンなどの有機接着剤を使用して結合されており、自然に優しい木材です。

クロス積層木材の製造過程は、コンクリートや鋼よりもはるかに少ないエネルギーで済み、さらに温室効果ガスを発生させません

仮に1トンのコンクリートを生産すると2.42トンの二酸化炭素が発生し、1トンの鋼を生産すると0.938トン発生します。

耐火性に関しては、木材はゆっくり燃焼し有毒な煙を放出せず、炎の影響で割れる鋼の溶解より250倍遅く、コンクリートの10倍遅いです。

木製のバルコニー

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バルコニーは木製で建設され、昔からある日本の伝統的な方法で焼かれた焼杉板を使用します。外観で使用するCLTはブロンドウッドがブラックシルバーウッドの色が使用されます。

焼杉板は木の板の表面を焼くことで得られます。この材料は、火、木食虫、および食虫類に対してより耐性があると評判です。

また合成化学薬品を使用せず、高い環境品質を確立することが出来ます。

レインボーツリーの各階層紹介

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The Rainbow Tree(レインボーツリー)は以下のように各階層で内訳されます。

地下階 各階40台の駐車スペース / インフラストラクチャに120台の駐車スペース
1階 ケータリングレストラン / コワーキングフレキシブルスペース / エントランスホール / 駐輪場
2階 コワーキングオフィススペース / 駐車場へのアクセススロープ
3階〜6階 駐車スペース / 電気自動車用の160台の駐車スペース
7階 コンドミニアム / プール / スパ
8階 フィットネスセンター / スイミングプール
9階〜31階 アパートメント
31階 アーバンスカイファーム2つ / 水産栽培場
屋上 1,650m²の太陽光発電パネル / サーマルソーラーパネル

レインボーツリーの施設紹介

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以下ではThe Rainbow Tree(レインボーツリー)の施設紹介をいたします。

タワーに植えられる植物

The Rainbow Tree(レインボーツリー)に植えられた30,000の植物は、セブシティの大気中の年間150トンの二酸化炭素を自然光合成によって酸素に変換します。

天然素材で冷却システム

The Rainbow Tree(レインボーツリー)で使用する二重の断熱材の内部と外部は「茅葺、麻、セルロース」などの天然素材の詰め物が使用され、植物の蒸発散を利用し温度を2〜5度冷却できます。

またレインボーツリーのバルコニーにヤシの木と落葉樹が植えられます。植物の蒸発散量によって自然に空間を生物気候します。

スカイファーム

スカイファームは、年間25,000キロの果物、野菜、藻類2,500キロの魚を生産します。

全ての食品は、化学肥料、殺虫剤を使用せず、天然肥料を使用しています。

また90%の節水で栽培されています。

温室は、理想的な条件の光合成を再現するために太陽に近いの光スペクトルを再現する低消費LEDライトを使用します。

磁気浮上を備えた16台の軸流風力タービンのファームも配置され、騒音を発生させることなく電気を発生させます。

レインボーツリーの基本情報

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プロジェクト名 The Rainbow Tree-A Modular Mass Timber Condominium Tower
建築事務所 Vincent Callebaut Architectures
主任建築家 Vincent Callebaut
場所 フィリピン セブシティ セブビジネスパーク
設計年 2019年
タイプ コンドミニアム、小売およびサービス付きアパート
プロット 2,245m²
建築床面積 38,613.4m²
部屋数 300戸
内訳 138ユニット-1ベッドルーム / 115ユニット-2ベッドルーム / 47ユニット-3ベッドルーム
階数 32階建て(115メートル)
設備 BOffice、レストラン、プール、フィットネスセンター、スカイファーム

レインボーツリーが目指す目標

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2050年までに、世界の人口の80%が都市に住むようになります。廃棄物と温室効果ガスの排出量を削減しながら、消費者の俳優にできるだけ近い場所で生産し、最小限の資源を消費することが求められています。

レインボーツリーは新しい循環経済の枠組みの中で、未来の生態都市の柱とする「バイオベースのプロトタイプ」を目指します。

具体的には、エネルギー自給率(暖房、冷房、電気)、建物の緑化と都市農業の発展、歩行者、自転車、電動コモビリティを中心としたソフトモビリティ、住民と連帯サービスの間で共有するためのスペースの社会革新を起こします。

レインボーツリー まとめ

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セブ島にはまだまだ未知の建築物がありますね。現在の2020年ではまだまだThe Rainbow Tree(レインボーツリー)の姿は見ることが出来ませんが、今後、計画が進むことを楽しみに待つばかりです。

近未来建築が出来ることにより、よりセブ島が盛り上がると良いですね!

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