新型コロナウイルスが世界的に広まって以来、フィリピン・セブ島へ観光目的での渡航は今まで制限されてきましたが、遂に2022年2月10より、約2年ぶりの外国人観光客の受け入れが再開されます。
今回の記事では、そんなセブ島の観光再開の詳細と、コロナ語の入国方法の詳細をお伝えします。
これからセブ島に観光予定の方は必見です!
- セブ島に観光をしたい方
- コロナ後のセブ島の入国方法を知りたい方
この記事で伝えたいこと
セブ島の外国人観光客の受け入れ再開

2022年2月10日から条件付きで外国人のビザなしで外国人観光客の受け入れ再開
参考:IATF発表書面
新型コロナウイルスのパンデミック以降、フィリピンへの入国制限により、入国に必要なビザが一旦停止となっていました。
しかし、今回のIATFの発表により、2022年2月10日よりビザの取得が不要で、セブ島への観光が再開となりました。
日本を含む『無査証入国』の対象国籍であれば、フィリピンにセブ島に入国が出来ます。
2020年の3月15日より約2年間、日本からセブ島へ観光目的で渡航できなかった為、非常に喜ばしい報告です!
セブ島に入国に関して必要な事項もあり、最新情報を確認して注意して入国しましょう。
セブ島に観光目的で入国出来る条件4つ

新型コロナウイルスが広まって以降の、セブ島を含むフィリピンに入国する際の4つの条件を以下でご紹介致します!
- 新型コロナウイルスのワクチン接種済みである事
- セブ島入国時にパスポートの残存期間が6ヶ月以上ある事
- フィリピンから出国する有効な航空券を保持している事
- コロナ感染時の治療費用として最低$35,000をカバーできる旅行保険に加入
新型コロナウイルスのワクチン接種済みである事

- 2回のワクチン接種が必要な場合は、2回目接種後14日以上経過している事
- 1回のワクチン接種が必要な場合は、1回目接種後14日以上経過している事
ワクチン接種済みの方は、以下の中のワクチン接種証明書を所持する必要があります。
- 世界保健機関(WHO)発行のワクチンまたは予防薬の国際証明書
- フィリピンワクチン証明書(VaxCertPH)
- 相互の取り決めの下、VaxCertPHが認めた外国政府のワクチンデジタル証明書を持っている方 (※日本はこれに該当)
地方自治体発行のワクチン接種証明書や、デジタル庁の専用アプリ発行のデジタル証明書も有効となります。
ちなみに、日本やフィリピンで使用されているワクチンは全てWHOの緊急使用のワクチンのリストに入っています。
また未成年者はワクチン接種証明書の提出は免除され、ワクチン接種を受けることができない12歳未満の子供は、親また
WHOの緊急使用のワクチンのリストにあるメーカーのみが対象となります。
セブ島入国時にパスポートの残存期間が6ヶ月以上ある事

コロナのパンデミック以前は、セブ島から出国時までのパスポートの有効な残存期間のみで入国可能でしたが、現在では入国時に残存期間が6ヶ月以上必要となります。
セブ島に入国前にパスポートの残存期間の確認を行いましょう!
フィリピンから出国する有効な航空券を保持している事

コロナのパンデミック前からあるセブ島の入国条件ですが、セブ島を含むフィリピンに入国する際は、フィリピンを出国する航空券の提示が必要となります。
出国する航空券は、日本行きまたは、日本・フィリピン以外の他国に出国する航空券が有効となります。
またフィリピン入国後30日以内に出国する航空券のみが有効となります。
セブ島に渡航の際は、予約確認番号、搭乗日、搭乗者名が記載されたeチケットを印刷した紙、もしくは携帯にスクリーンショットした物を持参すると良いでしょう。
コロナ感染時の治療費用として最低$35,000をカバーできる旅行保険に加入

新たな入国の条件として、コロナ感染時の治療費用として最低$35,000をカバーできる旅行保険に加入していなければセブ島を含むフィリピンに入国が出来なくなりました。
現在のレートでは日本円で約405万円程がカバーできる保険となります。
旅行保険証券は英語であるか、英訳を添付してください。
事前に新型コロナウイルスに対応可能な海外保険に加入してから、セブ島へ渡航をしましょう。
クレジットカードの海外旅行付帯保険の医療費は$30,000までしかカバーされていないことが多いので注意が必要!
コロナ後のセブ島入国に必要な物2つ

セブ島に入国時に以下の2つの『Traze』と『One Health Pass』の事前登録が必要となります。
- 追跡アプリ『Traze』の登録
- One Health Passの登録とQRコードの発行
追跡アプリ『Traze』の登録

2020年11月28日以降、フィリピンの全空港において、空港利用者の接触追跡アプリ『Traze(トレーズ)』の利用が義務化されました。
セブ島の空港を含むセブ島のフィリピンの空港を利用する全ての乗客は、アプリを事前にダウンロードして、登録を済ませる必要があります。
Trazeの詳細については Trazeの公式サイトよりご確認ください。
One Health Passの登録とQRコードの発行

フィリピンの空港に到着する全ての乗客は、事前にオンラインフォーム『One Health Pass』へ記入して登録する必要があります。
これまで機内にて記入していた、フィリピン到着時に検疫エリアで確認する『Health Declaration Checklist(黄色い用紙)』に代わるオンライン手続きとなります。
フライト時間の24時間前までに、オンラインで『フィリピン滞在先情報・渡航情報・ワクチン接種』に関して回答する必要があります。
フォームに記入後に発行されるQRコードは、空港に到着後のフィリピンの検疫で確認されるので、スマホに保存しておくと良いでしょう。
コロナ後のセブ島入国後の流れ

以下では、新型コロナウイルスのワクチン接種済みの方のセブ島への入国方法をご紹介致します。
2022年2月16日より、ワクチン未接種者はセブ島を含むフィリピンには入国は出来ません。
ワクチン接種者のセブ島の入国方法

セブ島を含むフィリピンに入国前に、48時間以内に受けたRT-PCR検査の陰性証明書があれば、セブ島に入国時に施設での隔離がなくなります。
また2022年3月10日のIATFの発表により、新型コロナウイルスの陰性証明は、RT-PCR検査以外にも『出発前24時間以内に受けた抗原検査(Antigen Test)』も有効になりました。
ちなみに抗原検査はRT-PCR検査よりも検査代金は通常、安く済みます。
- 48時間以内に受けたRT-PCR検査の陰性証明書提示
- セブ島の隔離施設での隔離免除
- 入国後7日間は自己隔離で症状がないかチェック
入国後の7日間は自己隔離が必要で、症状が出れば目的地の自治体に連絡する必要があります。
ワクチン接種が免除されるケース

ワクチン接種が免除されるケースが3パターンあります。
- 12歳未満の子供
- 出発国の管轄の公衆衛生当局より医学的にワクチンを接種出来ないと認められた者
- 外交官およびその扶養家族(9(e)ビザ保有者)
持病保持者は診断書が必要な場合があるので事前に準備をしておくと良いでしょう。
セブ島から日本に帰国する場合

セブ島を含むフィリピンから日本に帰国する場合はどの様な条件が求められるのでしょうか?
以下では最新の2022年3月1日に発表された厚生労働省の検疫ガイドラインの内容になります。
またMySOS、そしてCOCOAいうアプリのダウンロードが必要となりますので、こちらもお忘れなく。
72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書

セブ島から日本入国前の72時間以内に受けた、PCR検査の指定フォームの陰性証明書の提示がないと入国が出来ません。
厚生労働省指定のPCR検査陰性証明書フォームはこちらから確認できます。
セブ島滞在中に検査機関でPCR検査を受けて陰性証明書を取得してから空港に向かうようにしましょう。
またその際は、フィリピン保健省認定のPCR検査の指定機関にて陰性証明書の発行が必要とし、こちらの一覧よりご確認頂けます。
日本入国後の隔離

3回目の新型コロナウイルスの接種済みの方は、証明書提示の上、日本入国後の指定施設や自宅での隔離は不要となります。
入国後10日間の体温チェックや症状がないかセルフチェックのみが必要となります。
ワクチン接種が未接種または3回未満の場合は、入国後7日間の自宅隔離が必要となります。
この場合、入国後3日以降に自主的に検査を受け、陰性証明書を厚生労働省の『入国者管理センター』に提出し、確認が完了された後、自宅隔離が不要となります。
またJ&Jのワクチンは1回接種で2回接種とみなされ、3回目の接種はファイザー、モデルナのみが有効となり、現時点ではアストラゼネカは有効としてみなされていません。
帰国後の隔離がある方が、十分なスケジュールの確保の上、ご旅行下さい。
日本入国後の交通手段

新型コロナウイルスの摂取回数や未接種に関わらず、日本入国後の交通手段は、日本到着後に行われるPCR検査から24時間以内であれば、公共交通機関の使用が可能となりました。
またその場合は、自宅までの最短経路を利用することが条件となります。
セブ島の外国人観光客の受け入れ再開まとめ

セブ島の外国人観光客の受け入れ再開がされて非常に嬉しい報告となりました。
コロナ後のセブ島を含むフィリピンの入国の方法は分かりましたか?
上記を参考にして、フィリピン・セブ島まで足を運んでみて下さい!
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